7.6.1 設定手順 - 1台の接続機器に複数の表示器をつなぎたい(Etherマルチリンク)

表示器の設定

Etherマルチリンク機能を使用するには、使用する各表示器にイーサネットの設定(IPアドレス、ポート番号など)を行う必要があります。

  1. オフラインモードに移行します。
    M.1.2 オフラインモードへの入り方

  2. [本体設定]-[イーサネット設定]をタッチし、IPアドレスなどの設定を行います。
    M.4.1 表示器にIPアドレスを設定したい

設定例

表示器

IPアドレス

サブネットマスク

ポート

マスター

192.168.0.1

255.255.255.0

8000

スレーブ1

192.168.0.10

255.255.255.0

8000

スレーブ2

192.168.0.20

255.255.255.0

8000

 

GP-Pro EXの設定(マスター表示器用)

  1. [プロジェクト]メニューの[システム設定]-[本体設定]をクリックし、[拡張機能設定]タブを開きます。

  2. [Etherマルチリンク設定]で[Etherマルチリンクを使用する]にチェックを入れます。

  3. [動作モード]で[マスター]を選択します。

    • マスター表示器と通信できるスレーブ表示器を制限したい場合は、[フィルタリング]をクリックして、接続を許可するスレーブ表示器のIPアドレスを設定してください。(例 : 192.168.0.10)

  4. 画面データを作成し、表示器に転送します。

GP-Pro EXの設定(スレーブ表示器用)

  1. [プロジェクト]メニューの[システム設定]-[本体設定]をクリックし、[拡張機能設定]タブを開きます。

  2. [Etherマルチリンク設定]で[Etherマルチリンクを使用する]にチェックを入れます。

  3. [動作モード]で[スレーブ]を選択します。

    • GP-Viewer EX機能が有効に設定されている場合は[スレーブ]を選択できません。[システム設定]-[本体設定]の[遠隔監視設定]タブで、[Viewer機能]を無効にしてください。

  4. マスター表示器のIPアドレスを[マスターIPアドレス]に入力します。(例 : 192.168.0.1)

  5. 画面データを作成し、表示器に転送します。

    • スレーブ表示器が対応していない接続機器はEtherマルチリンク接続できません。