接続するすべての表示器(マスター表示器、スレーブ表示器、GP-Viewer EX)の、常時通信量の合計が8090以下になるようプロジェクトを作成してください。上限値を超えた場合は、接続を試みたスレーブ表示器はアクセスを拒否されます。また、マスター表示器のみで上限値を超えた場合は、スレーブ表示は接続できません。
作画中に通信量の合計を確認するには、以下の方法で行ってください。
通信量を計算する前に、まず、各画面の画面常時通信量を確認してください。475を超えるとパフォーマンスが悪くなるおそれがあります。
画面常時通信量は、部品とDスクリプトに設定したアドレス数の合計です。[画面(S)]メニューの[画面情報(I)]を選択して[画面情報]ダイアログボックスで確認できます。
画面常時通信量 = [アドレス(部品)] + [アドレス(Dスクリプト)]
それぞれの表示器の常時通信量(局常時通信量)を計算します。
局常時通信量 = 画面常時通信量 + 共通部分常時通信量
共通部分常時通信量は、共通設定の[アラーム設定(基本)]、[サンプリング設定(一定周期、ビットON中一定周期、ビット変化)]、[サウンド設定]、[拡張スクリプト]や[グローバルDスクリプト]の命令の一部、およびトリガ(例えば[操作ログ]など)に設定したアドレス数の合計です。共通部分常時通信量が8090を超えていないかエラーチェックを行って表示される警告(エラー番号:1516)で確認してください。
実際の画面常時通信量が475以下であっても、局常時通信量を算出する際は475として計算します。局常時通信量が475を超えるとパフォーマンスが悪くなるおそれがあります。
GP-Viewer EXの局常時通信量を計算する際は、共通部分常時通信量は含みません。
すべての表示器の局常時通信量を合計します。
局常時通信量の合計値が8090(最大常時通信量)を超えている場合は、画面常時通信量または共通設定のアドレス数を減らしてください。
マスター表示器のシステム変数「#H_EtherLink_ConstCommuniMemInfo」で局常時通信量の合計値を確認できます。