バックアップメモリ(SRAM)内にある下記データを読み出し、ファイルとして保存します。
保存されるファイル形式はファイリングデータの場合はバイナリ形式のファイル、それ以外のデータの場合はCSV 形式のファイルです。
EasyBackupDataRead() に比べ、バックアップデータでとれないデータにアクセスすることができます。
関数名
INT WINAPI EasyBackupDataReadEx(LPCSTR sSaveFileName, LPCSTR sNodeName, INT iBackupDataType, INT iSaveMode, INT iNumber = 0 , INT iStringTable = 0x0000);
引数
sSaveFileName: (In)読み出したデータの保存先ファイルのファイルパス(文字列のポインタ)
sNodeName: (In)読み出すデータ元の参加局名(文字列のポインタ)
局名は「#WinGP」固定になります。
iBackupDataType: (In)読み出すデータの種類
値 |
データ種類 |
---|---|
0x0001 |
ファイリングデータ |
0x0002 |
サンプリンググループ番号 1 のサンプリングデータ |
0x0003 |
サンプリンググループ番号1以外のすべてのサンプリンググループのデータ |
0x0004 |
|
0x0005 |
アラームブロック1 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x0006 |
アラームブロック2 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x0007 |
アラームブロック3 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x0008 |
アラームブロック4 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x0009 |
アラームブロック5 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x000A |
アラームブロック6 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x000B |
アラームブロック7 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x000C |
アラームブロック8 アラームの種類はiNumberで指定します |
0x8002 |
特定のグループ番号のサンプリンググループ |
iSaveMode: (In)保存方法
0:新規(同名のファイルがすでにある場合は、そのファイルを一旦削除し、上書きします。)
1:追加(ファイルの最後に追記する、まだそのファイルがない場合は、新規に作成します。)
上記以外:予約
iNumber: iBackupDataTypeの値により下表の値を入れてください。
iBackupDataType値 |
内容 |
---|---|
0x0005から0x000C |
アラームデータの種類にはアクティブ、ヒストリ、ログの3種類がありますが、どれを対象にするかを指定します。
以下の優先順位でアラームブロックが有効なデータを持っているか確認し、あればそれを対象とします。(1)アラームヒストリ(2)アラームログ(3)アラームアクティブどれも有効でなければエラーとなります。
アラームアクティブを対象とします。
アラームヒストリを対象とします。
アラームログを対象とします。 もし対象としたデータの種類をiBackupDataTypeで指定されたアラームブロックが持っていない場合はエラーとなります。 |
0x8002 |
読み出す対象のサンプリンググループのグループ番号1から64の値 |
上記以外 |
(予約) |
iStringTable: (In)予約
常に0を指定してください。
戻り値
正常終了:0
異常終了:エラーコード
特記事項
アラームデータまたはサンプリングデータを読み出す場合、日付データは「yy/mm/dd」として扱われます。