概要
独自に作成したプログラム(アプリケーション)からWinGPが通信している接続機器のデバイスや、WinGP内のデバイスへ読み書きを行うAPIです。
サポート言語
デバイスアクセスAPIで動作するプログラム言語は下記の5つになります。
Visual C++
Visual Basic 6.0
VB.NET
Excel VBA
C#
VB.NETおよびC#では、次の汎用データやグループシンボルのAPIを使用することはできません。使用しても動作保証はいたしません。
(汎用データ(Variant型)やグループシンボル(Variant型)のAPIは使用できます。)
ReadDevice()
WriteDevice()
ReadSymbol()
WriteSymbol()
SizeOfSymbol()
API通信用のDLLファイル
このAPIはDLLファイルで提供され、サポート言語によって保存先および参照するDLLファイルが異なります。
Visual C++、Visual Basic 6.0、Excel VBAの場合
保存先 : WINDOWSのフォルダ
DLLファイル名 : ProEasy.dll
VB.NET、C#の場合
保存先 : [WinGPのインストール先]\SDK\PRO-SDK\DotNet\bin
DLLファイル名 : WinGPAPIDotNet.dll
Pro-Server EXをインストールしている場合は、保存先が異なります。
保存先 : [Pro-Server EXのインストール先]\PRO-SDK\DotNet\bin
DLLファイル名 : ProEasyDotNet.dll
WinGP SDKでアクセスできるデバイス
WinGP SDKでアクセスできるデバイスはPLCデバイスとUSR、LSエリアとGP-Pro EXで登録されたシンボル、ロジック命令の変数のみです。
ロジック命令の構造体変数を使用するには以下のパラメータを使用する必要があります。
ReadSymbol / ReadSymbolVariant / WriteSymbol / WriteSymbolVariantをI/F
ロジック命令の構造体変数を使用する場合の詳細は下記を参照してください。
38.9.5.8 ビットデータのアクセス
ロジック命令のリアル変数、またはR_デバイスは使用できません。