ファンクションキーの動作
1つのファンクションキーには複数のスイッチ機能を設定できます。ファンクションキーを押すと、設定した順に動作します。
[F1]キーの設定
動作
[F1]キーを押す→D0100へデータ書き込み→D0200へデータ書き込み→X0000をON
ローカルファンクションキーとグローバルファンクションキーの両方にスイッチ機能を設定した場合は、ローカルファンクションキー→グローバルファンクションキーの順に動作します。
動作対象外のスイッチ機能が設定されている場合は、動作対象外のスイッチは無視されます。
[F1]キーの設定
動作
[F1]キーを押す→D0100へデータ書き込み→X0000をON
(RPAウィンドウ表示スイッチは動作対象外のため動作は行われない。)
画面切替スイッチが設定順の途中にある場合、スイッチ動作と画面切替動作が別で処理されているため、画面切替スイッチが実行される順序は不定です。
すべてのスイッチを動作させてから画面切替を動作させたい場合は、画面切替スイッチの設定順序を最後に設定してください。
画面呼び出し先にファンクションキーが設定されていた場合、画面呼び出し先のファンクションキーも動作します。呼び出し元画面のファンクションキー→呼び出し先画面のファンクションキーの順に動作します。
ファンクションキーを押している間に、アクティブウィンドウがWinGP以外のアプリケーションに切り替わったときは、ファンクションキーはOFFされたと判断されます。再びWinGPがアクティブウィンドウになったときにファンクションキーを押したままにしていた場合、再度処理が実行されます。
2つ以上のファンクションキーを同時に押下した場合は、押下した順番にスイッチが動作します。
Windowsの仕様である[F10]キーのショートカットキー「メニューバーをアクティブにする」の動作が、WinGP上では無効になります。
[F10]キーは、他のファンクションキーと同様にWinGPのファンクションキーとして動作します。
WinGP上でメニューバーをアクティブにしたい場合は、[Alt]キーを使用してください。
オフラインモードで、システムメニュー表示中にファンクションキーを押しても動作しません。
また、ファンクションキー押下中にシステムメニューを消去しても同様に動作しません。
操作ログでの動作
ファンクションキーを押したときに、設定しているスイッチが操作ログ対象であれば、操作ログを出力します。ファンクションキーに設定されているスイッチごとにログを出力します。
例)[F1]キーの設定
操作ログデータ
Number |
Date |
Time |
User ID |
Level |
Screen |
Parts ID |
Comment |
Action |
Address |
・・・ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
07/10/23 |
09:00 |
|
0 |
B1 |
SL-0000 |
スイッチ1 |
Bit Set |
[PLC1]D0100 |
|
2 |
07/10/23 |
09:00 |
|
0 |
B1 |
SL-0001 |
スイッチ1 |
Word Set |
[PLC1]D0200 |
|
3 |
07/10/23 |
09:00 |
|
0 |
B1 |
SL-0002 |
|
Bit Set |
[PLC1]X0000 |
|
Screenはファンクションキーを押したときに表示中の画面番号を出力します。グローバルファンクションキーのスイッチのログについても同様です。
画面呼び出し先にファンクションキーがある場合も、呼び出し先の画面番号ではなく、呼び出し元の画面番号が入ります。