28.10.5.2 画像ユニットウィンドウ設定 - キャプチャ

ビデオキャプチャ有り

表示中の映像(1チャンネル分)をキャプチャーし、JPEG形式のファイル(*.jpg)として保存するかどうかを指定します。出力する画像の表示サイズはNTSC信号では640X480ドット、PAL信号では768X576です。

キャプチャするチャンネル

キャプチャーするチャンネルを選択します。

JPGファイル番号指定

システム設定[本体設定]-[動作設定]タブにある[画面キャプチャ設定]の[キャプチャ動作]にチェックを入れ、保存先にFTPサーバを選択した場合、本設定は無効です。この場合、ファイル番号はタイムスタンプ(保存開始の年月日時分秒)になります。

直接

作成するJPEGファイルのファイル名となる番号を設定します。設定範囲は0~65535です。

保存ファイル名は、「CPXXXXX.JPG」(XXXXXは設定した数値)になります。ファイルはCFカード/SDカード内の「CAPTURE」フォルダに格納されます。

  • 常にここで指定したファイル名で保存されますので、すでに保存先に同じファイル名が存在した場合は上書きされます。

間接

システム設定[画像ユニット設定]で指定した[ビデオ制御アドレス]+2のアドレスに、ファイル番号を格納します。

  • 保存先がFTPサーバ以外の場合、システム設定[本体設定]-[動作設定]タブにある[画面キャプチャ設定]-[画面/ビデオキャプチャ設定]でファイル番号の自動加算や自動削除設定を行えます。

JPEGエラーコード

番号

内容

詳細

0

正常終了

処理が正常終了しました。

1

JPEG画像が1024X768ドットを超えている

JPEG表示するときに、画像サイズが1024X768ドットを超えて表示しようとしました。*1

2

サポート外のサンプル比

JPEG表示するときに、サンプル比がサポート外のサンプル比で作成されたJPEG画像を表示しようとしました。

3

その他の圧縮伸張エラー

キャプチャー時(圧縮)またはJPEG表示時(伸張)に何らかの原因で内部的にエラーが発生しました。

4

外部ストレージなし

キャプチャ時またはJPEG表示時に外部ストレージが挿入されていないか、CFカードカバーが開いています。

5

ライトエラー

外部ストレージの空き容量が足りないか、書き込み中に外部ストレージが抜かれました。

SDカードが書き込み禁止になっています。

6

リードエラー

JPEG表示するときに表示ファイルが存在しないか、読み込み中に外部ストレージが抜かれました。

7

CFカードエラー

CFカードが正しくフォーマットされていないか、壊れています。

8

保存不可

PALでビデオ画像を保存する場合は等倍サイズのみ設定できます。1/4、1/16サイズの場合は保存できません。

画像ユニットのリビジョン番号がRev.A-2以上の場合はエラーは発生せずに保存できます。

9

自動インクリメントファイル数エラー

システム設定で[ファイル自動インクリメント機能]を有効にしている場合で、かつビデオキャプチャのJPEGファイル番号を間接にしている場合に、ファイル番号が65535を超えたときにエラーが発生します。

*1 JPEGファイル伸張後のサイズが 1024 X 768 ドットを超えている場合のエラーです。JPEG ファイルの元画像ファイルには依存しません。1024 X 768 ドット以上の JPEG ファイルでも 1/4、1/16、1/64 設定で 1024 X 768 ドット以下であればエラーにはなりません。

ビデオキャプチャのタイミングチャート

キャプチャ完了ビットがONする前に開始ビットがOFFした場合でも、キャプチャ完了ビットは自動的にOFFします。