設定内容の詳細は設定ガイドを参照してください。
28.10.1 ビデオ / 動画設定の設定ガイド
工場ライン稼動中(監視アドレスがONしている間)に、異常発生を知らせる起動ビットアドレスがONになると、その前後の映像が動画ファイルとしてCFカードに保存されるよう設定します。
[プロジェクト]メニューの[システム設定]-[ビデオ/動画設定]をクリックします。
[ビデオ入力]と[録画サイズ]を選択します。
[イベントレコーダ]タブを開き、[イベントレコーダを使用する]にチェックを入れます。
[イベントレコーダ]機能が監視中の状態にある間は、動画再生は使用できません。
[起動条件]で[ビット]、[条件]で[ビットON]を選択します。
[起動ビットアドレス]に保存開始のビットアドレスを設定します。
監視条件として[コントロールワードアドレス]を選択し、監視をコントロールするアドレス
(例 : D100)を設定します。指定したアドレスから連続2ワードを使用してコントロールします。
指定したコントロールアドレスのビット0(監視ビット)がONしていない場合は、起動ビットアドレスがONしても動画ファイルの保存ができません。
監視条件で[常時]を選択すると、[イベントレコーダ]の監視が常時ONとなり、動画再生は使用できません。
[記録時間]に起動条件が成立した前後の記録秒数(例 : 60)を設定します。
[保存先]に[CF]を選択します。
[ユーザー指定文字]で[直接]を選択し、半角英数字2文字(例 : MC)を入力します。ここで指定した文字が、保存先フォルダ名と、ファイル名の先頭2文字になります。
1回の保存が完了するまで、新しく保存することはできません。
ユーザー指定文字(2文字)+タイムスタンプ(保存開始の年月日時分秒)に拡張子(SDX)のついたファイル名で保存されます。
(例 : 2006年5月27日15時23分46秒に保存した場合は、「MC060527_152346.SDX」となります。)
[間接]を選択した場合、保存開始前に接続機器側でユーザ指定文字を設定しておく必要があります。指定したアドレスから3ワードを使用して、間接的に設定します。
[ユーザー指定文字]が設定されていない場合、フォルダ名は「NONAME」になります。
以上で設定が完了しました。
イベントレコーダを使用中でも、リアルタイム映像の表示はできます。