FTPサーバに保存するには、あらかじめネットワーク内にFTP(File Transfer Protocol)サーバを用意しておく必要があります。
設定内容の詳細は設定ガイドを参照してください。
28.10.2 FTPサーバ設定の設定ガイド
28.10.1 ビデオ / 動画設定の設定ガイド
[プロジェクト]メニューの[システム設定]-[FTPサーバ設定]をクリックします。
[新規作成]をクリックし[FTPサーバ登録]ダイアログボックスを開きます。動画ファイルを保存するためのFTPサーバの情報(登録番号、IPアドレス、パスワードなど)を入力します。[OK]をクリックしてFTPサーバの登録を終了します。
[プロジェクト]メニューの[システム設定]-[ビデオ/動画設定]をクリックします。
[ビデオ入力]と[録画サイズ]を選択します。
[FTP保存]タブを開き、[FTP保存を行う]にチェックを入れます。
[FTPサーバ]の[直接]を選択し、手順2で登録したFTPサーバの登録番号を選択します。
[ファイルサイズ]で保存ファイルのサイズを設定します。
指定ファイルサイズを超えた映像は、自動的に次のファイルに保存されます。そのときのファイル名は、超えた時点のタイムスタンプ(保存開始の年月日時分秒)で作成されます。
[ユーザー指定文字]の[直接]を選択し、半角英数字2文字(例 : MC)を入力します。ここで指定した文字が、保存先フォルダ名と、ファイル名の先頭2文字になります。
ユーザー指定文字(最大2文字)+タイムスタンプに拡張子(SDX)のついたファイル名で保存されます。
(例 : 2006年5月27日15時23分46秒に保存した場合は、「MC060527_152346.SDX」となります。)
[間接]を選択した場合、FTPサーバ保存開始前にPLC側でサーバ登録番号をセットしておく必要があります。指定したアドレスから3ワードを使用して、間接的に設定します。
[ユーザー指定文字列]が設定されていない場合、フォルダ名は「NONAME」になります。
[タイムアウト]に、FTPサーバへの接続で応答がない場合の待ち時間(例 : 60)を設定します。
[コントロールワードアドレス]で保存開始をコントロールするワードアドレスを設定します。
以上で、FTPサーバへの動画保存設定が完了しました。
録画中でもリアルタイム映像を表示できます。
録画中は動画ファイルの再生はできません。