33.4.1 設定手順 - パソコン上でロジックの動作を確認したい

  1. シミュレーションしたいプロジェクトファイルを開き、[プロジェクト(F)]メニューから[シミュレーション(L)]を選択します。

    • シミュレーションはキーボードのCtrl+Tのショートカットキーでも起動することができます。

    • 状態バーからをクリックしても起動することができます。

  2. [GP-Pro EX Simulation]が表示されます。

    • プロジェクトファイルを編集して再度シミュレーションを行う場合、[GP-Pro EX Simulation]を閉じる必要はありません。異なるプロジェクトファイルのシミュレーションを行う場合も同様です。
      シミュレーションしたいプロジェクトファイルを編集もしくは開いた後、以下のいずれかの方法で起動中の[GP-Pro EX Simulation]の内容を更新してください。

    • [プロジェクト(F)]メニューから[シミュレーション(L)]を選択

    • Ctrl+Tを押す

    • ファンクションキーのF12を押す

  3. [表示(V)]メニューから[ビュー(W)]-[ロジック(L)]の順に選択するか、をクリックします。
    [ロジックビュー]が表示されます。

    • [アドレスビュー]または[I/Oビュー]が前面に表示されている場合は、[ロジック]タブをクリックし、[ロジックビュー]を前面に表示します。

  4. [画面一覧]から表示したいロジックプログラムをダブルクリックします。
    [ロジックビュー]では、ロジックプログラムが動作中の場合は緑色のラインで示されます。
    (例 : MAIN A製造システム)

  5. シンボル変数のON/OFFを切り替える場合は、右クリックで[ONにする]/[OFFにする]、[強制ON]/[強制OFF]を選択します。

    • [強制ON]、[強制OFF]を設定すると、強制解除するまで強制的にON状態(またはOFF状態)を保持できます。

  6. シンボル変数の現在値を変更する場合は、数値を右クリックして[編集]を選択するか、数値をダブルクリックし、数値を変更します。入力した数値が現在値として更新されます。

  7. ロジックプログラムを停止させたい場合は、( 停止) や( 一時停止 ) をクリックします。

  8. [GP-Pro EX Simulation]の[シミュレーション(S)]メニューから[シミュレーションの終了(X)]を選択するか、をクリックすると、シミュレーションが終了し、[GP-Pro EX Simulation]、[アドレスビュー]、[I/Oビュー]、[ロジックビュー]を閉じます。

    • シミュレーション時にバックアップメモリ(SRAM)用ファイルにバックアップされたデータはシミュレーションが終了すると消えます。PLCのデバイス値のバックアップを保存する場合は、[オプション(O)]メニューから[メモリ設定(M)]を選択するか、をクリックします。表示された[デバイスメモリ設定]ダイアログボックスの[PLCデバイスのバックアップを行う]のチェックを入れると、次回同じファイルを開いた際に同じアドレスのデータの内容を読み出すことができます。