部品単位でセキュリティレベルを設定できる部品
タッチで操作できる部品のうち、次の機能の場合は、部品単位でセキュリティレベルを設定できます。
部品 |
機能詳細 |
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スイッチランプ |
ビットスイッチ |
ワードスイッチ |
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画面切替 |
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特殊スイッチ(すべての機能) |
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セレクタスイッチ |
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データ表示器 |
数値表示(入力許可設定時) |
文字表示(入力許可設定時) |
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サンプリング表示器 |
データ編集設定時 |
CSV表示器 |
データ編集設定時 |
セキュリティレベルを設定した部品の動作について
部品にセキュリティレベルを設定した場合
各部品にセキュリティレベルを設定すると、セキュリティレベルでインターロックをかけることができます。
「現在のセキュリティレベル」<「部品のセキュリティレベル」の場合
インターロック状態(動作しない)になります。
「現在のセキュリティレベル」>=「部品のセキュリティレベル」の場合
インターロック解除状態(動作する)になります。
セキュリティレベル設定のある部品が重なって配置されている場合
現在のセキュリティレベル以下の部品のみ動作します。
スイッチ部品のセキュリティレベルによるインターロック状態表示
スイッチ部品の場合、[スイッチ共通]タブの[詳細]で[インターロック中状態表示を設定します]にチェックを入れると、セキュリティレベルによるインターロック状態の部品形状と銘板を設定できます。
ただし、[アドレスを使用する]を設定した場合のインターロック機能と共通になるため、アドレスとセキュリティレベルでインターロックスイッチの形状を別々に設定することはできません。
データ表示器で入力順序を設定している場合
現在のセキュリティレベルより高いレベルの部品は入力順になっても、編集状態になりません。
[共通設定]メニューの[セキュリティ設定]のインターロック設定と併用する場合
部品単位のセキュリティ設定は、[共通設定]メニューの[セキュリティ設定]のインターロック設定と両方とも設定することができます。
両方が設定されている場合は、どちらか一方でもインターロック条件を満たせば、操作ができなくなります。
GP-Viewer EXから操作する場合
GP-Viewer EXからの操作については、同期/非同期モードにかかわらず、GP-Viewer EX側の現在セキュリティレベルに従って、インターロックが判断されます。サーバ(本体)側のセキュリティレベルには依存しません。
詳細は「GP-Viewer EX オペレーションマニュアル」を参照してください。