23.12 グローバルインターロックのタッチ有効条件

同じプロジェクト内で使用する部品の設定条件や外部接続機器との接続状況により、タッチの有効/無効が異なります。ここでは、設定状況別にタッチの有効/無効について説明します。

部品のインターロックとの併用

個別の部品に設定するインターロックとグローバルインターロックの併用はできますが、併用した場合、グローバルインターロックが優先されます。

たとえば、個別の部品に対するインターロックは解除されていても、グローバルインターロック中の場合、その部品へのタッチは無効になります。

外部接続機器のアドレスを指定

グローバルインターロックアドレスに外部接続機器のアドレスを指定した場合、その接続機器との通信が確立するまでタッチ有効条件の判定ができません。このため、通信が確立するまでは[ビットON時有効]/[ビットOFF時有効]の設定に関係なく、グローバルインターロック中となります。

ただし、一度通信が確立した後に切断した場合は、切断前の状態を引き継ぎます。

ディレイ機能 / 自動OFF付きグループ機能を設定したスイッチの動作

スイッチがディレイ動作中や自動OFF動作中に、グローバルインターロック状態(タッチ無効)になったとき、そのスイッチの動作が解除される場合と継続される場合があります。

OFFディレイまたは自動OFF付きグループ機能を設定したモーメンタリスイッチがグローバルインターロック状態(タッチ無効)になった場合、ディレイ中または自動OFF中はモーメンタリ動作が継続されます。

ビット動作 : ビットモーメンタリ

オプション設定 : [反転表示]および[ブザー音]有効

ONディレイ、2度押し機能では、ディレイ中や待ち受け時間中にグローバルインターロック状態(タッチ無効)になった場合は、ディレイ状態がキャンセルされます。

ビット動作 : ビットモーメンタリ

オプション設定 : [反転表示]および[ブザー音]有効