22.10.5 トリガビットの制限事項

例)タッチでトリガビット(LS010000)をONし、Dスクリプト内でOFFする場合

Dスクリプト処理 タイミングチャート

例のようなDスクリプトをタッチのタイミングに依存せずに検出する方法として、次のように記述してください。

タッチでセットするビットをif文で判断するようにします。if()文では、実行するたびに値を読み出して比較チェックをしています。

起動条件 : ビットON[#INTERNAL]LS203800 *1])
実行式 : if([b:[#INTERNAL]LS010000]==1)
{
clear([b:[#INTERNAL]LS010000])
 :
 :

*1 表示器内部のカウンタです。表示画面に設定されている部品処理がひととおり完了するたびにカウントアップします。

 

上記のようなDスクリプトの場合、連続してタッチ入力が行われても次項のタイミングチャートのように表示スキャンごとに値を読み出して条件が一致するかを判断するため、前回の値とは関係なく条件が一致すれば実行されます。

Dスクリプト処理 タイミングチャート