概要
入力した時間からTIME型の文字列を生成し、データ型がTIME型の指定アドレスへ格納します。
TIME型書き込みは、接続機器のタグを登録している場合に使用できます。
書式
SetTIME (デバイスアドレス, TIME型文字列)
デバイスアドレス : TIME型のタグ
TIME型文字列 : 固定文字列(プレビューのみ)
日 : 数値(設定範囲 -24~24)
時 : 数値(設定範囲 –596~596)
分 : 数値(設定範囲 –35791~35791)
秒 : 数値(設定範囲 –2147484~2147484)
ミリ秒 : 数値(設定範囲 –2147483648~2147483647)
記述例
SetTIME(“[w:[PLC1]TagName]”,”01d02h03m04s005ms”)
上記例はTIME型デバイスの” [w:[PLC1]TagName]”に” 01d02h03m04s005ms”を書き込みます。
すべての項目が0の場合はTIME文字列”00d00h00m00s000ms”が生成されます。
TIME文字列の先頭または末尾の項目から0が続く場合、該当項目はTIME文字列には出力されません。
例 : 00d00h03m04s005msと設定した場合、生成されるTIME文字列は”03m04s005ms”となります。
0を設定した項目の前後が0以外の場合、該当項目はTIME文字列に出力されます。
例 : 01d00h00m04s005msと設定した場合、生成されるTIME文字列は”01d00h00m04s005ms”となります。
設定範囲の値を入力できる項目はTIME文字列の先頭の項目のみです。先頭の項目に0以外の値が設定されている場合、次の有効範囲を超える値を入力すると警告が表示されます。複数の項目で桁あふれがあった場合、先頭側の項目のみ警告が表示されます。
時 : 00~23
分 : 00~59
秒 : 00~59
ミリ秒 : 000~999
例 : 01d02h99m99s005msと設定した場合、分の値に対して警告を表示します。