SDカードに保存したCSVファイル形式のサンプリングデータを30分ごとにFTPサーバへ転送する手順を例に説明します。
システム設定の[周辺機器設定]-[FTPサーバ設定]で[新規作成]をクリックし、接続したいFTPサーバを登録します。
共通設定の[サンプリング設定]でサンプリンググループを追加し、サンプリングデータをCSVファイルに保存するように設定します。
サンプリンググループの設定は以下の手順を参照してください。
25.6.1 設定手順 - さまざまなデータを収集し、検索 / ソートしたい
CSV保存についての設定手順は以下を参照してください。
25.7.1 設定手順 - 収集したデータをCSVファイルに保存したい
サンプリンググループの[表示/CSV保存]タブを開き、[FTP転送を使用する]にチェックを入れると[FTP]タブが表示されます。
[FTP]タブを開き、[FTPサーバ]でCSVファイルの転送先となるFTPサーバを選択し、[FTP転送トリガ]に"1:未設定"を設定します。
FTPサーバの特定のディレクトリにサンプリングデータを転送したい場合、[リモートディレクトリ]にチェックを入れディレクトリ名を入力します。詳細は以下を参照してください。
25.11.6 FTP
共通設定の[グローバルトリガ設定]を開き、1行目を選択した状態で[編集]をクリックします。
[グローバルトリガ]ダイアログが表示されるので、[トリガ種別]で"周期"を選択、[周期時間]を30分に設定し、[OK]ボタンをクリックしダイアログを閉じます。
[リモートディレクトリ]にディレクトリを指定した場合、[グローバルトリガ]ダイアログの[ステータスワードアドレス]にチェックを入れアドレスを指定します。[リモートディレクトリ]で設定したディレクトリがFTPサーバ側に存在しない、ディレクトリパスが長すぎる、またはディレクトリ階層が深すぎる場合、エラー情報が格納されます。詳細は以下を参照してください。
5.5.1.1 共通設定 - [グローバルトリガ]ダイアログ