サンプリング動作中に通信エラーが発生した場合などデータが収集できなかったときは、その回のデータは実行条件により次のように表示/CSV保存されます。
実行条件が[時刻指定]、[ビットON]の場合
読み出しエラーとして「****」(表示桁数分のアスタリスク)または「----」(表示桁数分のハイフン)で表示されます。どちらで表示されるかは表示器の機種により異なります。
例)実行条件 : 時刻指定、開始時刻 : 17:00、サンプリング周期 : 30分、回数 : 5回
実行条件が[一定周期]、[ビットON中一定周期]、[ビット変化]の場合
通信エラーが発生する直前に読み込んだデータが表示されます。
例)2回目のサンプリング直後に通信エラーが発生し、3回目のサンプリング直前まで通信エラー状態が続いていたとき
[サンプリング周期]が通信サイクルタイムより短い場合や、画面切り替えやスクロール表示を行うことで通信サイクルタイムが長くなり[サンプリング周期]を超えた場合は、接続機器(PLCなど)のデータを読み込む前にサンプリングを行うため、以前のままのデータが表示されます。
[サンプリング周期]の設定が短い場合(1~2秒や100msなど)、画面切り替えやその他負荷の大きい処理が発生した際には、設定された周期時間にサンプリングができない(間のサンプリングが抜ける)ことがあります。その場合も上記と同様に、以前のデータがその回のデータとして扱われます。