37.10.3.1 設定手順 – メールを送信したい

Email機能の設定

  1. [プロジェクト(F)]メニューから[システム設定(C)]-[E-mail(A)]を選択します。

  2. [E-mail機能を使用する]にチェックを入れます。

  3. [送信元設定]タブで[SMTPサーバ名]、[ユーザー名]、[パスワード]、[ポート番号]を設定します。

  4. [送信元メールアドレス]を設定します。(例: example@gmail.com)

  5. [認証モード]を選択します。

  6. メールサーバーに応じた[暗号化モード]を選択します。

    • [暗号化なし]を選択する場合は、個人情報保護のため、個人を特定できるメールアドレス、IPアドレス、および個人情報が含まれるメールを設定しないでください。

  7. メールサーバーがSSL証明書を必要とする場合は[SSL証明書ファイル]にチェックを入れ、[参照]でルート証明書(*.pem) を選択します。

    • ルート証明書の取得については、以下を参照してください。
      http://www.pro-face.com/trans/ja/manual/1080.html

    • ルート証明書が認証期限を超えた場合はメールを送信できません。その際にエラーメッセージを表示したい場合は、「メール送信失敗時にエラーを表示する」にチェックを入れてください。

  8. [コントロールワードアドレス]を設定します。(例: D100)

  9. [ステータスワードアドレス]を設定します。(例: D101)

  10. メールにファイルを添付したい場合は、[添付ファイル名ワードアドレス]を設定します。(例: D103) また、添付ファイルサイズ合計を設定します。

  11. [送信先グループ]タブを開きます。

  12. 任意の行を選択し、[編集]をクリックします。次のダイアログボックスが表示されます。

  13. [TO]の アイコンをクリックし、宛先メールアドレスを入力します。必要に応じて[CC]、[BCC]のメールアドレスを設定します。(例: ex@gmail.com)

  14. [件名]と[本文]を入力します。

    件名、本文の一部または全部を可変にしたい場合は、[アドレス入力]をクリックしてデバイスアドレスやシンボル変数を挿入します。

  15. [OK]をクリックします。

  16. プロジェクトファイルを保存し、表示器に転送します。

  17. オフラインモードに入ります。

  18. [本体設定] - [イーサネット設定]を開き、DNSサーバーを設定します。
    M.17.2.7 本体設定 - イーサネット設定

操作手順

メールを送信する場合

  1. コントロールワードアドレスの上位8ビットに、送信先グループの番号をセットします。

  2. コントロールワードアドレスのビット1(メール送信要求ビット)をONにします。

  3. コントロールワードアドレスのビット0(開始ビット)をONにします。メール送信処理が開始されます。

  4. 正常に処理が完了すると、指定したステータスワードアドレスのビット1(処理完了ビット)がONになります。

    ビット12~15にエラーコードが格納されていないことを確認します。

  5. コントロールワードアドレスのビット0とビット1、およびステータスワードアドレスのビット1をOFFにします。

添付ファイル付きメールを送信する場合

  1. 指定した[添付ファイル名ワードアドレス]に、ファイル名をフルパスで格納します。(例: \SD\DATA\00001.BIN)

  2. コントロールワードアドレスのビット2(ファイル添付要求ビット)をONにします。

  3. コントロールワードアドレスのビット0(開始ビット)をONにします。ファイル添付処理が開始されます。

  4. 正常に処理が完了すると、指定したステータスワードアドレスのビット1(処理完了ビット)がONになります。
    ビット12~15にエラーコードが格納されていないことを確認します。

  5. コントロールワードアドレスのビット0とビット2、およびステータスワードアドレスのビット1をOFFにします。

  6. コントロールワードアドレスの上位8ビットに、送信先グループの番号をセットします。

  7. コントロールワードアドレスのビット1(メール送信要求ビット)をONにします。

  8. コントロールワードアドレスのビット0(開始ビット)をONにします。メール送信処理が開始されます。

  9. 正常に処理が完了すると、指定したステータスワードアドレスのビット1(処理完了ビット)がONになります。
    ビット12~15にエラーコードが格納されていないことを確認します。

  10. コントロールワードアドレスのビット0とビット1、およびステータスワードアドレスのビット1をOFFにします。