26.5.1 設定手順 - レシピ(CSVデータ)をタッチで転送したい

表示器画面上の特殊データ表示器[データ転送]で、転送するCSVデータをタッチで指定して転送するための設定を以下に示します。

  1. [共通設定(R)]メニューから[レシピ設定(R)]-[CSVデータ転送(条件設定)(T)]を選択するか、 をクリックします。次の画面が表示されます。

  2. [CSVデータを転送する]にチェックを入れ、[動作モード]は[条件動作]、[書き込みモード]は[ファイル全体]を選択します。

  3. 条件設定の[新規作成]をクリックします。[CSVデータ転送条件設定]ダイアログボックスが開きます。

  4. 登録する[条件No.]と[条件名]を入力します。(例 : 条件No.:0、条件名 : 材料)

  5. [転送先ワードアドレス]に転送先の接続機器の先頭アドレス(D100)を指定し、転送するデータ数(6)と表示形式(Dec)、ビット長(16ビット)を設定します。

  6. この条件で転送させたいレシピファイル(ZR*****.csv)の[先頭番号]と[終了番号]を指定します。

    「ZR00000.csv」 ~ 「ZR00010.csv」のファイルがこの条件にしたがって転送されます。

  7. [OK]をクリックすると条件が登録され、ダイアログボックスが閉じます。
    登録した条件が表示されます。

    同様にして必要な分の条件を登録してください。

    • 登録済みの条件を削除するには、一覧から選択して[Delete]キーを押してください。

  8. 作画画面を開きます。[部品(P)]メニューから[特殊データ表示器(P)]-[データ転送(D)]を選択するか、をクリックし、画面に配置します。

  9. 配置した特殊データ表示器をダブルクリックすると、設定ダイアログボックスが開きます。

  10. [表示設定]タブを開き、表示するフォントの設定や表示形式を設定します。

  11. [カラー設定]タブを開き、文字の色や背景色を設定します。

  12. [スイッチ設定]タブを開き、配置したい操作用スイッチを選択します。
    スクロールスイッチには1回のタッチでスクロールさせる行数を設定します。
    配置するスイッチの形状を選択し、銘板や文字の色などを設定して[OK]をクリックします。

    • スイッチの形状によっては、[スイッチカラー]が無効になるものがあります。

    • スイッチを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。

    特殊データ表示器[データ転送]が設定できました。[データ転送]付属のスイッチは、個別に選択して任意の位置に移動できます。