26.4.1 設定手順 - Excelでレシピ(CSVデータ)を作成する

Excelを使用してレシピを作成し、CSV形式に変換して外部ストレージに保存します。

  1. Excelを開き、「:DATE」「:GROUP No.」「:GROUP NAME」「ITEM NAME」「VALUE」の項目を所定の位置(下図参照)に入力してから、レシピデータを入力します。
    (表示器ではこのフォーマットを元にレシピのCSVデータと認識します。)

     : DATE

    データの作成日時を入力します。

     : GROUP No.

    転送する条件No.を入力します。

     : GROUP NAME

    任意の条件名を入力します。

    ITEM NAME

    この項目より下の行には、任意でコメントなどを入力します。カンマや小数点は使用しないでください。正常にデータの文字を読み込むことができない場合があります。

    VALUE

    この項目より下の行にデータを入力します。

    • CSVデータ転送によって接続機器に転送されるのはデータ部のみです。作成日時や条件No.、条件名、コメントなどは任意で入力してください。転送時は入力した条件No.、条件名に関係なく、[共通設定(R)]メニューの[レシピ設定(R)]-[CSVデータ転送(条件設定)(T)]で設定した条件に従って転送されます。

    • カンマが1行に2つ以上ある場合は、2つめのカンマ以降のデータは読み込まれません。

  2. 外部ストレージに保存します。
    ファイルの保存先は外部ストレージの[file]フォルダを指定します。
    ファイルの種類で「CSV」を選択し、ファイル名は「ZR*****.csv」( *****はファイル番号となる00000~65535の数字5桁)で設定します。

    レシピ「ZR00001.csv」が作成できました。

    ご使用のパソコンにCFカードドライブ(またはSDカードドライブ)がない場合は、出力先フォルダを設定して保存します。CFカード出力先フォルダ(またはSDカード出力先フォルダ)内のデータは画面転送によって表示器内のCFカード(またはSDカード)に転送されます。

接続機器→外部ストレージに転送したデータをExcelで編集する

接続機器から外部ストレージに転送したCSVデータをExcelで編集して新規ファイルとする方法もあります。転送したCSVデータをExcelで開いた場合、下図のようになっています。

 : DATE

外部ストレージに保存された日時が書き込まれています。「2005/4/30」のように西暦は4桁表示になります。

 : GROUP No.

条件設定で設定した条件No.が書き込まれています。

 : GROUP NAME

条件設定で設定した条件名が書き込まれています。

ITEM NAME

この項目より下は空白となります。

VALUE

この項目より下の行に転送されたデータが書き込まれています。