Excelを使用してレシピを作成し、CSV形式に変換して外部ストレージに保存します。
Excelを開き、「:DATE」、「:GROUP No.」、「:GROUP NAME」、「ITEM NAME」、「VALUE」の項目を所定の位置(下図参照)に入力してから、レシピデータを入力します。
(表示器ではこのフォーマットを元にレシピのCSVデータと認識します。)
: DATE
データの作成日時を入力します。
: GROUP No.
転送する条件No.を入力します。
: GROUP NAME
任意の条件名を入力します。
ITEM NAME
この項目より下の行には、任意でコメントなどを入力します。カンマや小数点は使用しないでください。正常にデータの文字を読み込むことができない場合があります。
VALUE
この項目より下の行にデータを入力します。
CSVデータ転送によって接続機器に転送されるのはデータ部のみです。作成日時や条件No.、条件名、コメントなどは任意で入力してください。転送時は入力した条件No.、条件名に関係なく、[共通設定(R)]メニューの[レシピ設定(R)]-[CSVデータ転送(条件設定)(T)]で設定した条件に従って転送されます。
カンマが1行に2つ以上ある場合は、2つめのカンマ以降のデータは読み込まれません。
外部ストレージに保存します。
ファイルの保存先は外部ストレージの[file]フォルダを指定します。
ファイルの種類で「CSV」を選択し、ファイル名は「ZR*****.csv」( *****はファイル番号となる00000~65535の数字5桁)で設定します。
レシピ「ZR00001.csv」が作成できました。
ご使用のパソコンにCFカードドライブ(またはSDカードドライブ)がない場合は、出力先フォルダを設定して保存します。CFカード出力先フォルダ(またはSDカード出力先フォルダ)内のデータは画面転送によって表示器内のCFカード(またはSDカード)に転送されます。
CFカード出力先フォルダ(またはSDカード出力先フォルダ)は、GP-Pro EX[プロジェクト(F)]メニューの[プロパティ(I)]-[出力先フォルダ(C)]で設定できます。
3.6.2 設定手順 - 出力先フォルダの設定
接続機器→外部ストレージに転送したデータをExcelで編集する
接続機器から外部ストレージに転送したCSVデータをExcelで編集して新規ファイルとする方法もあります。転送したCSVデータをExcelで開いた場合、下図のようになっています。
: DATE
外部ストレージに保存された日時が書き込まれています。「2005/4/30」のように西暦は4桁表示になります。
: GROUP No.
条件設定で設定した条件No.が書き込まれています。
: GROUP NAME
条件設定で設定した条件名が書き込まれています。
ITEM NAME
この項目より下は空白となります。
VALUE
この項目より下の行に転送されたデータが書き込まれています。