表示器の内部メモリ(システムデータエリア)と接続機器のデバイス(メモリ)を同期させる場合の設定を行います。
システムエリア機器
システムデータエリアを設定する接続機器を選択します。
システムエリア先頭アドレス
システムエリアに使用する先頭アドレスを指定します。
読込みエリアサイズ(0~256)
全画面共通で使用するデータや折れ線グラフの一括表示データなどを格納する[読み込みエリア]のワード数を0~256で設定します。
メモリリンク方式で接続している場合は設定できません。
システムデータエリア
システムデータエリアを使用するかどうかを設定します。
[使用する]を選択して、をタッチすると、次の画面に移行します。
システムデータエリアの項目
使用するシステムデータエリアの項目にタッチするとチェックを付け、その項目を選択したことになります。
総使用ワード数
システムエリアの設定で選択した項目をワード数で表示します。
画面の表示ドット数が320x240の場合は[表示]キーをタッチすると[システムエリアの設定確認]が表示され選択項目を確認できます。
この設定はダイレクトアクセス方式を使用している場合のみ有効です。
画面内で表示される[システムエリア]とは、システムデータエリアのことです。
マルチリンク設定
シリアルマルチリンク機能の設定をします。ドライバによっては本機能を使用できません。シリアルマルチリンクの詳細については、GP-Pro EX 機器接続マニュアルをご参照ください。
マルチリンクを使用する
シリアルマルチリンク機能を使用するかどうかを指定します。
自局番号
表示器のマルチリンク局番号を設定します。
通信情報
通信情報を格納するためのアドレスを指定します。指定したアドレスより2ワード分を使用します。
N:1/N:M(マルチリンク)接続では、2ワードの「通信情報」をもとに通信を行います。この「通信情報」は、「接続局リスト」と「加入局リスト」の2ワードの領域で構成されます。それぞれの役割を持っており、PLC のデータレジスタ、データメモリなどに割付をします。
カスタマイズ設定
動作優先モード
[表示]と[操作]のどちらを優先させるかを設定します。
タッチパネル専有
特定の表示器を操作中は他の表示器が操作できないよう、動作を専有させるどうかを設定します。
専有解除時間
タッチパネル専有時に動作を専有している表示器で一定時間操作が行われない場合、専有を自動的に解除するまでの時間を設定します。