イーサネットに関する設定を行います。接続機器とイーサネットで通信する場合や、プロジェクトファイル転送、GP-Viewer EXやPro-Server EXなどネットワーク上のパソコンを利用した機能を使用する場合に設定が必要です。
設定画面の詳細は設定ガイドを参照してください。
M.17.2.7 本体設定 - イーサネット設定
次の機種をお使いの場合、転送ツールでIPアドレスの設定ができます。
SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)
GP4000シリーズ(GP-410*を除く)でかつLANポートを持つ機種
LT4000 シリーズ
ET6000シリーズ
ST6000シリーズ
STM6000シリーズ
STC6000シリーズ
転送ツールを使ってIPアドレスを設定する場合
オフラインモードに入り、項目切り替えスイッチから[本体設定]をタッチします。
[本体設定]が開くので[イーサネット設定]をタッチします。
[イーサネット設定]が開きます。IPアドレス入力枠をタッチするとテンキーが表示されるのでIPアドレスを入力します。(例 : 192.168.0.1)
IPアドレスの設定等についてはネットワーク管理者の方にご連絡ください。
次のように表示器が複数のLANポートを持つ場合は、LANポートを選択する画面が表示されます。各LANポートにはネットワーク部が異なるIPアドレスを設定してください。表示器内部で同一ネットワークセグメントのIPアドレスを設定すると、正常に通信できない可能性があります。
LANポートを2つ以上持つ機種をご使用の場合
LANポートを1つ持つ機種で、EZ LANアダプターをご使用の場合
EZ LANアダプターが使用できる機種については、以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
EZ LANアダプターのLANポート用に次のIPアドレス(初期値)が設定されています。IPアドレスを変更したい場合は、[USB-LAN]をタッチして表示される画面で新しいIPアドレスを設定してください。
IPアドレス(初期値): 192.168.2.100
同様に、[サブネットマスク]、[ポート]、[デフォルトゲートウェイ]を設定します。
ここで設定する[ポート]番号はイーサネット経由でのセットアップやプロジェクトファイル転送、Pro-Server EX使用時の通信の際に設定するポート番号です。初期値[8000]のままご使用ください。
[終了]をタッチして変更を保存すると自動的に表示器が再起動されます。
以下の手順でIPアドレスの確認と設定を行います。
転送ツールがインストールされているパソコンと表示器をUSBケーブルで接続します。
表示器の電源を入れます。
転送ツールを起動し、[転送設定]の[通信ポートの設定]で[USB]を選択します。[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
[本体情報]をクリックし、表示された[本体情報]ダイアログボックスで[本体設定]をクリックします。
本体の[イーサネット情報]が表示されるので、IPアドレスやサブネットマスク等を設定します。[OK]をクリックするとイーサネット情報が転送され、表示器が再起動します。
複数のLANポートを持つ機種をお使いの場合、LAN1(Ethernet1ポート)のIPアドレスを設定してください。
[閉じる]をクリックして[本体情報]ダイアログボックスを閉じ、転送ツールを終了します。