31.8.2.8 外部ドライバ - 温度入力モジュール(4点)

入力(CH1~CH4)

モジュールのアナログ入力端子についての設定を行います。

データ形式

データ形式を以下から選択します。

[未使用]
[熱電対(Kタイプ)]
[熱電対(Jタイプ)]
[熱電対(Rタイプ)]
[熱電対(Sタイプ)]
[熱電対(Bタイプ)]
[熱電対(Eタイプ)]
[熱電対(Tタイプ)]
[熱電対(Nタイプ)]
[熱電対(Cタイプ)]

  • [データ形式]を[未使用]に選択すると、[データ設定範囲]で設定した設定内容が初期値に戻ります。

摂氏/華氏

[データ形式]で選択できる熱電対の温度範囲は以下の通りです。なお、表示器に表示される値は入力値を10倍した値になります。

熱電対(Kタイプ) -200~1300℃ / -328~2372 ℉
熱電対(Jタイプ) -200~1000℃ / -328~1832 ℉
熱電対(Rタイプ) 0~1760℃ / 32~3200 ℉
熱電対(Sタイプ) 0~1760℃ / 32~3200 ℉
熱電対(Bタイプ) 0~1820℃ / 32~3308 ℉
熱電対(Eタイプ) -200~800℃ / -328~1472 ℉
熱電対(Tタイプ) -200~400℃ / -328~752 ℉
熱電対(Nタイプ) -200~1300℃ / -328~2372 ℉
熱電対(Cタイプ) 0~2315℃ / 32~4199 ℉

0.0℃~1760.0℃の入力値に対して、10倍した値(0~17600)が表示値となります。

32.0F~3200.0Fの入力値に対して、10倍した値(320~32000)が表示値となります。

フィルター(x10ms)

[サンプリング]で計算された値の63%に到達する時間を10ms単位で設定します。その後、設定時間の5倍の時間をかけて99%の値に到達します。
なお、0を設定した場合はフィルターが適用されず、[サンプリング]で計算された値が使用されます。

サンプリング

入力値の移動平均を計算するためのサンプリング周期を[1ms/Channel]、[10ms/Channel]、[100ms/Channel]から選択します。選択できるサンプリング周期は使用するTM3モジュールによって異なります。