入力(CH1~CH2)
モジュールの温度入力端子についての設定を行います。
データ形式
熱電対入力のデータ形式を[未使用]、[熱電対(Kタイプ)]、[熱電対(Jタイプ)]、[熱電対(Tタイプ)]、[Pt100]から選択します。
[未使用]以外のデータ形式を設定していて、実際には接続していないときは、入力データ異常のエラーが表示される場合があります。
熱電対(Kタイプ) 摂氏/華氏
熱電対(Kタイプ)の温度範囲を以下に示します。
摂氏
0.0℃~1300.0℃の入力値に対して、10倍した値(0~13000)が表示値となります。
華氏
32.0F~2372.0Fの入力値に対して、10倍した値(320~23720)が表示値となります。
熱電対(Jタイプ) 摂氏/華氏
熱電対(Jタイプ)の温度範囲を以下に示します。
摂氏
0.0℃~1200.0℃の入力値に対して、10倍した値(0~12000)が表示値となります。
華氏
32.0F~2192.0Fの入力値に対して、10倍した値(320~21920)が表示値となります。
熱電対(Tタイプ) 摂氏/華氏
熱電対(Tタイプ)の温度範囲を以下に示します。
摂氏
0.0℃~400.0℃の入力値に対して、10倍した値(0~4000)が表示値となります。
華氏
32.0F~752.0Fの入力値に対して、10倍した値(320~7520)が表示値となります。
Pt100 摂氏/華氏
Pt100の温度範囲を以下に示します。
摂氏
-100.0℃~500.0℃の入力値に対して、10倍した値(-1000~5000)が表示値となります。
華氏
-148.0F~932.0Fの入力値に対して、10倍した値(-1480~9320)が表示値となります。
出力
モジュールのアナログ出力端子についての設定を行います。
データ形式
アナログ出力のデータ形式を[電圧(0-10V)]または[電流(4-20mA)]から選択します。
固定
電圧、電流出力設定によるアナログ値は、下図のように0~4095の範囲で表示されます。
ユーザ設定(上限/下限)
電圧、電流出力設定によるアナログ値は、[上限]と[下限]を設定し、この範囲で表示されます。
設定可能な値は以下のようになります。
上限:下限~32767
下限: -32768~上限
出力値保持
ロジック停止時に出力を保持するかどうかを設定します。[する]を選択すると、ロジックが停止状態になっても出力値を保持したままにすることができます。