入力識別
モジュールのアナログ入力端子へ入力するデータの種類を[電圧]、[電流]、[温度]から選択します。
[入力種別]を変更した場合、[データ形式]および[データ設定範囲]の設定内容が初期値に戻ります。
入力種別で[電圧]を選択した場合
入力
モジュールのアナログ入力端子についての設定を行います。
データ形式
データ形式を[未使用]または[電圧(0-10V)]から選択します。
[データ形式]を[未使用]に選択すると、[ユーザ設定(上限/下限)]で設定した設定内容が初期値に戻ります。
固定
電圧入力設定によるアナログ値は、下図のように0~4095の範囲で表示されます。
[データ形式]で[未使用]を選択した場合は何も表示されません。
ユーザ設定(上限/下限)
電圧入力設定によるアナログ値は、[上限]と[下限]を設定し、この範囲で表示されます。設定可能な値は以下のようになります。
上限:下限~32767
下限: -32768~上限
[データ形式]で[未使用]を選択した場合は何も表示されません。
入力種別で[電流]を選択した場合
入力(CH1~CH4)
モジュールのアナログ入力端子についての設定を行います。
データ形式
データ形式を[未使用]または[電流(0-20mA)]から選択します。
[データ形式]を[未使用]に選択すると、[ユーザ設定(上限/下限)]で設定した設定内容が初期値に戻ります。
固定
電流入力設定によるアナログ値は、下図のように0~4095の範囲で表示されます。
[データ形式]で[電流(0-20mA)]を選択した場合にだけ表示されます。
ユーザ設定(上限/下限)
電流入力設定によるアナログ値は、[上限]と[下限]を設定し、この範囲で表示されます。設定可能な値は以下のようになります。
上限:下限~32767
下限: -32768~上限
[データ形式]で[電流(0-20mA)]を選択した場合にだけ表示されます。
入力種別で[温度]を選択した場合
入力
モジュールのアナログ入力端子についての設定を行います。
データ形式
データ形式を[未使用]、[Pt100]、[Pt1000]、[Ni100]、[Ni1000]から選択します。
[データ形式]を[未使用]に選択すると、[Pt100摂氏/華氏]、[Pt100摂氏/華氏]、[Pt100摂氏/華氏]、および[Pt100摂氏/華氏]で設定した設定内容が初期値に戻ります。
摂氏/華氏
温度範囲を以下に示します。
Pt100/Pt1000
摂氏
-200.0℃~600.0℃の入力値に対して、10倍した値(-2000~6000)が表示値となります。
華氏
-328.0F~1112.0Fの入力値に対して、10倍した値(-3280~11120)が表示値となります。
Ni100/Ni1000
摂氏
-50.0℃~150.0℃の入力値に対して、10倍した値(-500~1500)が表示値となります。
華氏
-58.0F~302.0Fの入力値に対して、10倍した値(-580~3020)が表示値となります。