アナログモジュールの電源は、表示器の電源と別電源にして、表示器より1秒以上先に投入してください。また、電源OFF後、電源を再投入する場合は、十分な時間をおいてからONにしてください。正常に動作しない場合があります。
アナログモジュールを使用(4-20mAの設定)時、4mA未満または20mAより大きい場合は入力データ異常のエラーメッセージが表示されます。その際、入力データ値はエラー発生前の値から更新されません。
表示器とTM3モジュールとの内部通信のため、TM3モジュールに対して最大でスキャンタイム+20msの遅延時間が発生します。
また、TM3モジュール本体(ハードウェア)の遅れ時間もあるため、実際の入出力までには上記の遅延時間に加えて、TM3モジュール本体の遅延時間も加算する必要があります。
表示器の背面に接続できるTM3モジュールは2台までです。ただし、TM3DI32K、TM3DQ32UK、TM3DQ32TKのような32点モジュール2台を表示器の背面に接続することはできません。
表示器の背面に接続できる台数を超えるTM3モジュールを接続する場合は、リモート送信モジュール(TM3XTRA1)およびリモート受信モジュール(TM3XREC1)を使用してください。リモート送信モジュールおよびリモート受信モジュールを除いて8台まで接続することができます。
リモート送信モジュールは表示器の背面に接続してください。この場合、本体の背面にはリモート送信モジュールを含めて2台まで接続できます。
リモート受信モジュールに接続できるTM3モジュールは7台までです。
STC6000シリーズから他の機種に機種変更を行う場合
TM3ドライバおよびTM3モジュールの設定はすべて削除されます。