31.5.3.1 デジタル入力フィルタ

デジタル入力フィルタとは入力信号のノイズ除去をソフト的に行う機能です。デジタル入力フィルタは0.5msを最小値とし0.5ms単位で20msまで設定可能です。

デジタル入力フィルタが設定されると、0.5ms周期でサンプリングしたデータを内部に蓄積し、2ms周期ごとのI/Oリフレッシュで設定された時間分の前の入力端子状態を読み出してそれらを照合します。

入力端子の状態がすべて同一であったときはその状態を入力端子の値とし、同一の値でない場合はその前の値とします。(デジタル入力フィルタが設定されたタイミングで、サンプリングしたデータの数がフィルタ時間に満たない場合は、入力の状態をOFFとします。)