30.4.3 IL方式での命令 / 分岐の挿入方法

IL方式でのロジックプログラムの記述方法について説明します。

命令名

説明

図示

SOR

回路の始点を示します。

次のSORまでが1回路となります。

A枠

BS

分岐の始点を示します。

BS-B間は、ラダー方式では分岐上部にあたります。

B枠

B

分岐(下)部分を示します。

B-BE間は、ラダー方式では分岐下部にあたります。

C枠

BE

分岐の終点を示します。

 

行/命令の挿入

  1. 1行目の行(MAIN START)を選択します。

  2. アイコンをクリックします。MAIN STARTの次の行にSOR(回路の始点)が挿入され、命令を追加するボックスが表示されます。

    • SOR(回路始点)は、以下のようにアイコンや右クリックメニューからも挿入することができます。

  3. アイコンもしくはテキスト入力して命令を挿入します。

  4. [オペランド1]に命令のシンボル変数を割り付けます。

分岐の挿入

  1. 分岐させる直前の命令(NO命令)を選択します。

  2. アイコンをクリックします。BS、B、BEが挿入されます。
    ラダー方式では、BS-B間は分岐の上部、B-BE間は分岐下部にあたります。