30.3.2.3 配列と要素数

ビット変数、整数変数、フロート変数、リアル変数では、配列指定ができます。配列の要素数は最大

4,096まで設定できます。しかし、フロート、リアル変数の場合は個数制限の128点までになります。

配列とは、1つの変数で複数の要素を宣言して扱う方法です。これにより同じタイプの変数をまとめて登録できます。

例えば、机やたんすの引き出しを想像してください。

要素数10の配列変数たんすには、たんすという名前の引き出しが[0]から[9]まで10個用意されているということになります。このたんすの各引き出しをたんす[0]、たんす[1]、...、たんす[9]と呼びます。

これら1つ1つの引き出しがPLCでいうデータレジスタ1つ1つになります。よって、たんすメモリを10個使用する場合は、たんすというシンボル変数の名前で要素数10の配列と宣言します。