32.17.3.3 TAN / TANP命令の解説

TAN、TANP命令は三角関数の正接命令です。TAN命令を実行すると、S1の値をTAN計算し、結果がD1に格納されます。S1はラジアンで入力し、結果D1は、リアル変数またはフロート変数の範囲になります。

TAN、TANP命令は常に導通します。TAN、TANP命令を使用する場合は、S1、D1オペランドに指定する変数の型が同じタイプでなければ、エラーとなります。S1、D1オペランドはすべて同じ変数の型を指定してください。

定数指定の場合は下記を参照してください。

オペランドD1がフロート変数の場合

0f(数値のゼロと小文字のf入力)を入力すると以下の値はフロート値となります。

オペランドD1がリアル変数の場合

0r(数値のゼロと小文字のr入力)を入力すると以下の値はリアル値となります。

配列指定のデータを演算する場合

データ[0]またはデータ[N](Nは整数変数)で指定してください。

S1、D1オペランドがすべて配列全体を指定した場合、同じ変数の型でもエラーとなります。