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32.16.1.6 実行結果を表すシステム変数 - SUM / SUMP

実行結果、エラーが発生した場合、#L_CalcErrCodeにエラーコードが格納されます。

実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。

プログラム例

SUM

データ1の内容5個を合計し、データ2に格納します。

開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、SUM命令が実行されます。SUM命令が実行されるとD1に設定しているデータ2に、データ1の0個目から5個分のデータを合計しD1に格納します。
開始がa接点命令の場合は、開始がONの間、常にSUM命令が実行されます。

配列変数名	データ1	命令実行5個分	格納先	データ2
要素	データ1[0]	+	→	データ2[0]
	データ1[1]	+	→	データ2[1]
	データ1[2]	+	→	データ2[2]
	データ1[3]	+	→	データ2[3]
	データ1[4]	+	→	データ2[4]
	データ1[5]			データ2[5]
	データ1[6]			データ2[6]
	データ1[7]			データ2[7]
	データ1[8]			データ2[8]
	データ1[9]			データ2[9]
	データ1[10]			データ2[10]

SUMP

①SUMPとSUM命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。SUMPの場合、a接点命令でも、開始のONの立ち上がりのみを検出して、SUMP命令が実行されます。よって、開始がONし続けても、SUMP命令は1スキャンのみ実行されます。