SQRT、SQRTP命令は平方根命令です。SQRT命令を実行すると、S1の値を平方根計算し、結果がD1に格納されます。
SQRT、SQRTP命令は常に導通します。SQRT、SQRTP命令を使用する場合は、S1、D1オペランドに指定する変数の型が同じタイプでなければ、エラーとなります。S1、D1オペランドはすべて同じ変数の型を指定してください。
定数指定の場合は下記を参照してください。
オペランドD1がフロート変数の場合
0f(数値のゼロと小文字のf入力)を入力すると以下の値はフロート値となります。
オペランドD1がリアル変数の場合
0r(数値のゼロと小文字のr入力)を入力すると以下の値はリアル値となります。
配列指定のデータを演算する場合
データ[0]またはデータ[N](Nは整数変数)で指定してください。
S1、D1オペランドがすべて配列全体を指定した場合、同じ変数の型でもエラーとなります。
実行結果の確認
オペランド S1 に表現できない数値(無限大や非数)の場合は、命令を実行されません。
エラーの確認として、#L_CalcErrCodeにエラーコード“6706”がセットされます。
出力結果D1には、正常に命令が実行された前回値のままとなります。