実行結果が 0 の場合、#L_CalcZeroがONします。
シフトした結果、桁あふれした最終ビット値は、#L_CalcCarryに格納されます。
実行結果、エラーが発生した場合、#L_Statusにエラー情報が格納されます。
実行結果、エラーが発生した場合、#L_CalcErrCodeにエラーコードが格納されます。
実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。 複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。
プログラム例
SHR
最下位ビットがONかOFF判断します。
ビット確認の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、SHR命令が実行されます。SHR命令が実行されるとD1に設定しているデータ1(整数変数)に1ビット右シフトされた結果が格納されます。
1ビット右シフトすることによって、シフトする前のデータの最下位ビットがONかOFFか、#L_CalcCarryの状態で確認できます。
ビット確認がa接点命令の場合は、ビット確認がONの間、常にSHR命令が実行されます。
SHRP
SHRPとSHR命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。SHRPの場合、a接点命令でも、ビット確認のONの立ち上がりのみを検出して、SHRP命令が実行されます。よって、ビット確認がONし続けても、SHRP命令は1スキャンのみ実行されます。