32.14.2.6 実行結果を表すシステム変数 - SHR / SHRP

プログラム例

SHR

最下位ビットがONかOFF判断します。

  1. ビット確認の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、SHR命令が実行されます。SHR命令が実行されるとD1に設定しているデータ1(整数変数)に1ビット右シフトされた結果が格納されます。

  2. 1ビット右シフトすることによって、シフトする前のデータの最下位ビットがONかOFFか、#L_CalcCarryの状態で確認できます。

    • ビット確認がa接点命令の場合は、ビット確認がONの間、常にSHR命令が実行されます。

SHRP

SHRPとSHR命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。SHRPの場合、a接点命令でも、ビット確認のONの立ち上がりのみを検出して、SHRP命令が実行されます。よって、ビット確認がONし続けても、SHRP命令は1スキャンのみ実行されます。