32.21.7.3 SCL / SCLP命令の解説

SCL、SCLP命令はスケール変換命令です。S1に入力された値を入力値の上限下限範囲と出力上限下限範囲の比に応じて変換し、D1に結果を格納します。S1、D1オペランドに指定する変数の型が同じタイプでなければ、エラーとなります。S1、D1オペランドはすべて同じ変数の型を指定してください。

定数指定の場合は下記を参照してください。

オペランドD1がフロート変数の場合

0f(数値のゼロと小文字のf入力)を入力すると以下の値はフロート値となります。

オペランドD1がリアル変数の場合

0r(数値のゼロと小文字のr入力)を入力すると以下の値はリアル値となります。

配列指定のデータを演算する場合

データ[0]またはデータ[N](Nは整数変数)で指定してください。

S1、D1オペランドがすべて配列全体を指定した場合、同じ変数の型でもエラーとなります。