32.21.7.5 入力値の上限下限範囲と出力上限下限範囲の設定方法 - SCL / SCLP

SCL命令をダブルクリックすることによって、下記のダイアログが表示されます。下記のダイアログから入力最大値と入力最小値と出力Aと出力Bの設定を行ってください。

プログラム例

SCL

  1. 演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、SCL命令が実行されます。SCL命令が実行されるとD1に設定している演算結果(リアル、フロート変数)にデータAのSCL演算の結果値が格納されます。
    演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にSCL命令が実行されます。

SCLP

  1. SCLPとSCL命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。SCLPの場合、a接点命令でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、SCLP命令が実行されます。よって、演算開始がONし続けても、SCLP命令は1スキャンのみ実行されます。