実行結果が0の場合、#L_CalcZeroがONします。
実行結果、エラーが発生した場合、#L_CalcErrCodeにエラーコードが格納されます。
実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。 複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。
プログラム例
RAD
演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、RAD命令が実行されます。RAD命令が実行されるとD1に設定している演算結果(リアル、フロート変数)にデータAのRAD演算の結果値が格納されます。
演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にRAD命令が実行されます。
RADP
RADPとRAD命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。RADPの場合、a接点命令でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、RADP命令が実行されます。よって、演算開始がONし続けても、RADP命令は1スキャンのみ実行されます。