PID命令で使用するPID変数は構造体変数となっています。オペランドHPにはPID変数(アドレス方式時U_)以外の変数は割り付けできません。オペランドHPで指定されたPID変数の内部の構造については、下記の表となります。
PID変数
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PID変数 |
変数設定 |
内容 |
|---|---|---|
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変数名.Q |
ビット変数 |
PID命令処理の完了フラグ |
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変数名.PF |
ビット変数 |
PID処理無効範囲フラグ |
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変数名.UO |
ビット変数 |
出力値の下限オーバー |
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変数名.TO |
ビット変数 |
出力値の上限オーバー |
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変数名.IF |
ビット変数 |
積分範囲設定 |
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変数名.KP |
整数変数 |
比例係数 |
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変数名.TR |
整数変数 |
1回あたりの積分時間 |
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変数名.TD |
整数変数 |
1回あたりの微分時間 |
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変数名.PA |
整数変数 |
処理無効範囲 |
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変数名.BA |
整数変数 |
バイアス(オフセット) |
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変数名.ST |
整数変数 |
サンプリング時間 |
以外のオペランドは下記となります。
S1:目標値
S2:現在値
S3:タイバック値 (命令が非導通の場合、この設定値が出力されます)
D1:出力値