32.10.3.5 実行結果の確認 - MUL / MULP

プログラム例

MUL

2個の定数を乗算し、結果を整数変数に格納します。

  1. 演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、MUL命令が実行されます。MUL命令が実行されるとD1に設定している結果データ(整数変数)に25x15=375の結果値375が格納されます。
    演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にMUL命令が実行されます。

MULP

  1. 演算開始のa接点命令がONすることによって、MULP命令が実行されます。MULP命令が実行されるとD1に設定している結果データ(整数変数)に25x15=375の結果値10が格納されます。
    演算開始がa接点命令の場合でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、MULP命令が実行されます。
    よって、演算開始がONし続けても、MULP命令は1スキャンのみ実行されます。