-
実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。 複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。
命令後、桁あふれが発生した場合は、システム変数(ビット)の#L_CalcCarry がONになります。
エラーが発生すると#L_ErrorがONになります。
実行結果が0の場合は、システム変数の#L_CalcZeroがONします。
実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。 複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。
プログラム例
MOD
2個の定数を除余算し、結果を整数変数に格納します。
演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、MOD命令が実行されます。MOD命令が実行されるとD1に設定している結果データ(整数変数)に25÷15=1余り10の結果値10が格納されます。
演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にMOD命令が実行されます。
MODP
演算開始のa接点命令がONすることによって、MODP命令が実行されます。MODP命令が実行されるとD1に設定している結果データ(整数変数)に25÷15=1余り10の結果値10が格納されます。
演算開始がa接点命令の場合でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、MODP命令が実行されます。
よって、演算開始がONし続けても、MODP命令は1スキャンのみ実行されます。