32.6.1.1 ラベル指定方法 - JMP / JMPP

右クリックして、「ラベルの挿入」のメニューを選択するか、メニューバーのロジックを選択し「ラベルの挿入」を選択してください。

ラベルの選択範囲は、LABEL-001 ~ LABEL-192の192個になります。任意にラベル名を指定することはできません。

プログラム上で使用されているラベルのみ表示。INIT、MAIN、SUB等の画面で同じラベル名は使用できません。

JMP命令に導通すると、指定したラベルへジャンプします。JSR命令と違い、ジャンプ元のラングへは自動的に戻りません。INIブロックやSUBブロックを越えてジャンプすることはできません。ブロック内でラベルにジャンプするようにプログラム作成してください。また、上方向にジャンプすると、無限ループになることがありますのでご注意ください。

JMPP命令は、立ち上がり検出時のみジャンプ命令を実行します。ジャンプ後の処理はJMP命令と同等です。

プログラム例

JMP

ジャンプ指令のA接点がONすると、JMP命令が実行され、ラベル名「LABEL-001」の4行目へジャンプします。

ジャンプ後4行目以降のプログラムを実行します。ジャンプ指令のA接点がONしている限り、3行目のプログラムは実行されません。

JMPP

ジャンプ指令のA接点がONする立ち上がりのみ検出して、JMPP命令が実行され、ラベル名「LABEL-001」の4行目へジャンプします。ジャンプ後4行目以降のプログラムを実行します。1スキャン処理終了後、ジャンプ指令のA接点がONし続けていても、JMPP命令は実行されません。1スキャン処理終了後は、3行目のプログラムを実行します。