32.11.1.3 実行結果の確認 - JADD / JADDP

プログラム例

JADD

演算開始がONすると時刻加算演算を実行します。

  1. 演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、JADD命令が実行されます。JADD命令が実行されるとS1オペランドのデータ1(時刻変数)とS2オペランドのデータ2(時刻変数)を加算し、D1オペランドの結果データ(時刻変数)に、加算結果を格納します。演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にJADD命令が実行され1スキャン実行するたびに時刻加算を実行します。

S1オペランドのデータ1に12時10分45秒をS2オペランドのデータ2に6時55分20秒の場合、JADD命令が実行されると、19時06分05秒となり、D1オペランドの結果データに19時06分05秒が格納されます。

JADDP

  1. 演算開始のa接点命令がONすることによって、JADDP命令が実行されます。JADDP命令が実行されるとS1オペランドのデータ1(時刻変数)とS2オペランドのデータ2(時刻変数)を加算し、D1オペランドの結果データ(時刻変数)に、加算結果を格納します。演算開始がa接点命令の場合でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、JADDP命令が実行されます。
    よって、演算開始がONし続けても、JADDP命令は1スキャンのみ実行します。