S1で指定した回数、FORとNEXTの間のロジックプログラムを繰り返し実行します。FOR~NEXT命令間の処理をS1回実行すると、無条件にNEXT命令の次ステップの処理を行います。S1が0以下の場合は、FORとNEXTの間のロジックプログラムは実行せず、NEXT命令の次ステップの処理にジャンプします。
FORとNEXTの命令は常に対で使用してください。この命令は、常に導通状態になります。
プログラム例
FOR / NEXT
FORとNEXT命令の行に、他の命令を配置することはできません。よってFOR-NEXTの命令を実行する条件を付けたい場合は、JMP命令をご利用ください。FOR-NEXTに条件を付けた処理が、「FOR-NEXT命令のプログラム例」となります。
処理無効のa接点がONの場合、FORからNEXT間の処理を実行せずに、「LABEL-001」まで処理をジャンプします。処理無効がOFFの場合、FOR-NEXTの処理を実行します。FOR命令でオペランドS1値(N)が、FORからNEXTの処理を繰り返す回数となります。FORのオペランドS1に10が入力されている場合、10回処理を繰り返し、処理終了後、NEXTの以下の処理を実行します。