実行結果が0の場合、#L_CalcZeroがONします。
実行結果、エラーが発生した場合、#L_CalcErrCodeにエラーコードが格納されます。
実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。 複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。
プログラム例
DECO
定数をDECO変換し、結果データに格納します。
①演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、DECO命令が実行されます。DECO命令が実行されるとD1に設定している結果データに0000 1000(HEXで8)をDECO変換した結果、2進数で1 0000 0000(8)の値が結果データに格納されます。
演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にDECO命令が実行されます。
DECOP
DECOPとDECO命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。DECOPの場合、a接点命令でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、DECOP命令が実行されます。よって、演算開始がONし続けても、DECOP命令は1スキャンのみ実行されます。
例)S1に3を入力した場合、出力D1は8になります。