32.21.1.4 実行結果を表すシステム変数 - BCD / BCDP

プログラム例

BCD

定数をBCD変換し、結果データに格納します。

  1. 演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、BCD命令が実行されます。BCD命令が実行されるとD1に設定している結果データに10(1010)をBCD変換した結果、2進数で0001 0000の値が結果データに格納される。演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にBCD命令が実行されます。

BCDP

  1. BCDPとBCD命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。BCDPの場合、a接点命令でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、BCDP命令が実行されます。よって、演算開始がONし続けても、BCDP命令は1スキャンのみ実行されます。
    例)S1(データA)に、"99999999"を設定し、D1(データB)に、BCD変換した場合。