実行結果が0の場合、#L_CalcZeroがONします。
実行結果、エラーが発生した場合、#L_CalcErrCodeにエラーコードが格納されます。
実行結果をシステム変数で確認する場合は必ず命令実行後に、システム変数で確認してください。 複数の命令実行後に状態を確認すると、最後に処理した命令の結果が反映されるのでご注意ください。
プログラム例
BCD
定数をBCD変換し、結果データに格納します。
演算開始の立ち上がり検出接点命令がONすることによって、BCD命令が実行されます。BCD命令が実行されるとD1に設定している結果データに10(1010)をBCD変換した結果、2進数で0001 0000の値が結果データに格納される。演算開始がa接点命令の場合は、演算開始がONの間、常にBCD命令が実行されます。
BCDP
BCDPとBCD命令の違いは、命令実行の検出に違いがあります。BCDPの場合、a接点命令でも、演算開始のONの立ち上がりのみを検出して、BCDP命令が実行されます。よって、演算開始がONし続けても、BCDP命令は1スキャンのみ実行されます。
例)S1(データA)に、"99999999"を設定し、D1(データB)に、BCD変換した場合。