32.21.1.3 BCD / BCDP命令の解説

BCD、BCDP命令はBCD(2進化10進数)変換命令です。S1の値をBCD(2進化10進数)変換し、D1に格納します。

BCD、BCDP命令は常に導通します。変換可能なオペランドS1の最大値は0x5F5E0FFです。

変換できない値を変換しようとした場合、D1の値は不定となります。

BCD、BCDP命令を使用する場合は、S1、D1オペランドに指定する変数の型が同じタイプでなければ、エラーとなります。

S1、D1オペランドはすべて同じ変数の型を指定してください。

定数指定の場合は下記を参照してください。

オペランドD1が整数変数の場合

オペランドD1が整数変数の場合でオペランドS1にHEXで入力したい場合

0x(数値のゼロと小文字のx入力)を入力すると以下の値はHEX値となります。

配列指定のデータ(整数変数の配列)を変換する場合

データ[0]またはデータ[N](Nは整数変数)で指定してください。

S1、D1オペランドがすべて配列全体を指定した場合、同じ変数の型でもエラーとなります。