日本語FEP機能は、データ表示器の[表示設定]タブで[フォント設定]の[表示言語]が[日本語]を設定している場合のみ動作します。
漢字変換を行う場合は、表示しているキーボードの[FEP]キーをタッチしてから文字列入力を行う必要があります。[FEP]キーをタッチせずに文字列を入力しても漢字変換できません。
データ表示器が[入力許可]されていない状態で、[FEP]キーをタッチしても漢字変換はできません。
日本語FEP機能は、システムウィンドウで変換文字の入力および表示を行います。
12.9 1画面に同時に表示できるウィンドウ枚数について
システム設定[本体設定]-[表示設定]の[システムの言語設定]で[日本語]を選択している場合は、日本語FEP機能が使用できます。ただし、設置方法が縦型の場合は、日本語FEP機能は使用できません。
日本語FEPウィンドウの表示位置は、システム設定[本体設定]-[表示設定]タブの[システムメニューの表示]で画面の上部または下部を選択することができます。縦型設定した表示器でも同じ位置に表示します。
FEP機能を動作中にデータ表示器の入力許可を解除すると、FEP機能も終了します。また画面切り替えを行った場合もFEP機能を終了します。
以前使用した単語を、変換候補に使用頻度順に表示する「学習機能」が設定されています。学習機能は、バックアップメモリ(SRAM)を使用しているため、次の操作を行った場合は学習した情報は消去されます。
オフラインモードで[ユーザーメモリの初期化]の実行時
オフラインモードで[バックアップSRAMの初期化]の実行時
表示器のオフラインモードで[CF->SRAMの転送]/[SD->SRAMの転送]を実行すると、それまで学習した情報は上書きされます。このため変換候補に表示していた使用頻度順が変わる場合があります。
バックアップメモリ(SRAM)の学習機能で使用するサイズは、最大1Kバイト(約100語)です。これを超えた場合は、使用頻度の低いものから削除して学習します。