19.8.2.1 カーソル操作

  1. 「過去データ表示」スイッチにタッチして過去データ表示モードに移行します。

    • 過去データ表示モードになっていない場合は、グラフの表示エリア内をタッチしてもカーソルは表示されません。

    • 特殊スイッチ[ヒストリカルトレンドグラフ用スイッチ]-[過去データ表示スイッチ]を、ヒストリカルトレンドグラフに重ねて配置した場合、過去データ表示モードへ移行したあとグラフの表示エリアをタッチしても、カーソル移動できません。

    • 表示器内のバックアップメモリ(SRAM)にデータがない場合、外部ストレージ内にあるバックアップデータのファイル(Bin形式)の同じサンプリング設定のファイルを検索し、ファイルがあればカーソル表示できます。バックアップデータのファイル(Bin形式)が複数ある場合でも1つのファイルのグラフのみが表示されます。

    • タッチした地点のグラフデータ(日付、時間とグラフの設定値)は、設定したチャンネル本数分[カーソル情報格納アドレス]に格納されます。格納されているデータは、[データ表示器]で表示することができます。
      14.2 数値データを表示 / 入力したい

  2. [古いデータへスクロール]スイッチをタッチしてグラフをスクロールします。
    スクロールのときは、カーソル位置は固定でグラフが移動します。

    • 最古のデータ(ここでは左端)が表示されてもスクロールし続けると、グラフは固定されカーソルが移動します。

    • カーソルが端まで移動した後もスクロールし続けると、カーソルはX軸方向(横方向)のみ表示されます。

    • カーソル表示後に拡大表示スイッチをタッチした場合は、カーソルのY軸を中心にして、横方向に拡大されます。