実際にサンプリングされたデータから一定間隔でデータを間引くことで、長い周期の折れ線グラフを表示できます(横方向に縮小表示)。また、詳細を確認したいときにグラフを横方向に拡大表示できます。
間引き表示
短い周期でサンプリングしている場合などに、通常は間引き表示で大まかなデータの動きを確認し、必要なときだけ実際のグラフに表示を切り替えて確認するのに便利です。
拡大表示
詳細を確認したいときに便利です。
拡大表示は、スイッチをタッチするたびにX軸方向(横方向)を2倍、4倍、8倍に拡大します。8倍以上には拡大できません。縮小表示は、拡大した画像に対してX軸方向(横方向)を1/2倍に縮小します。等倍表示中に[縮小]スイッチをタッチすると間引き表示されます。
[拡大]/[縮小]スイッチは、特殊スイッチを作成して個別に配置できます。
ヒストリカルトレンドグラフ部品の設定ダイアログボックスの[表示エリア]タブで、[間引き数]が設定されていない場合は、等倍表示が最小の表示になります。
最古のデータは常にグラフの始点に表示されますが、倍率によっては終端が最新データにならないことがあります。
グラフに表示されているデータよりも前のデータの有無にかかわらず、タッチした地点が拡大表示の際の中心点になります。
グラフに表示されているデータが2点のみの場合、それ以上は拡大されません。
Y軸方向(縦方向)に拡大/縮小がしたい場合は、[表示方向]で[表示範囲指定]を選択し、設定を行ってください。
19.13.1.2 ヒストリカルトレンドグラフ - グラフ設定 / 詳細