14.11.1.9 数値表示 - 演算処理

接続機器から読み出したデータに対して演算処理を行い、演算した結果を表示することができます。

演算処理

[モニタワードアドレス]に格納されたデータに対して演算を行い、その結果を表示するかどうかを設定します。

演算データ指定

演算するデータを設定する方法を選択します。

演算するデータとして固定の数値を書き込んで指定します。(直接指定)

演算するデータが格納されているアドレスを指定します。(間接指定)

間接エリア指定

[基本設定]タブの[アドレスタイプ]で[アドレス]または[デバイスタイプ&アドレス]を選択し、かつ[演算処理]タブの[演算データ指定]で[アドレス]を選択した場合に表示されます。演算データが格納されるアドレスを指定する方法を選択します。

[基本設定]タブで指定した[モニタワードアドレス]に続くアドレスの順番に連続して割り付けられます。
例)演算データ指定[アドレス]、間接エリア指定[表示アドレスに続くエリア]、演算子[+]を選択した場合

演算データのワードアドレスを個別に指定します。

モニタワードアドレス

[基本設定]タブで指定された(モニタワードアドレス)が表示されています。

演算データ

[ワードアドレス]のデータに対してもう一方のデータを設定します。

[演算データ指定]が[定数]の場合は演算データを入力します。[基本設定]タブの[データ形式]によって設定範囲が異なります。[アドレス]の場合は演算データが格納されるアドレスを指定します。

データ形式

符号 + / -

範囲

8ビット

Dec

0 ~ 255

-128 ~ 127

Hex

0 ~ FF(h)

Oct

0 ~ 377(o)

Bin

0 ~ FF(h)

BCD

0 ~ 99

16ビット

Dec

0 ~ 65535

-32768 ~ 32767

Hex

0 ~ FFFF(h)

Oct

0 ~ 177777(o)

Bin

0 ~ FFFF(h)

BCD

0 ~ 9999

32ビット

Dec

0 ~ 4294967295

-2147483648 ~ 2147483647

Hex

0 ~ FFFFFFFF(h)

Bin

0 ~ FFFFFFFF(h)

BCD

0 ~ 99999999

Float

-9.9e16 ~ 9.9e16

データ位置

演算データまたは演算用ワードアドレスの表示位置を[右]、[左]から選択します。

演算子

演算子を[加算(+)]、[ 減算(-)]、[ 乗算(*)]、[ 除算(/)]、[ 論理積(&)]、[ 論理和(|)]、 [ 排他的論理和(^)]から選択します。

  • 演算するデータ形式が32ビットFloatの場合、四則演算のみ可能です。