7.8 接続機器のタグを使用したい

接続機器で設定したタグを使用してデバイスにアクセスすることができます。

接続機器のタグを使用するにはタグデータをGP-Pro EXにインポートします。

インポートしたタグは接続機器と同じタグ名、データ形式でデータ収集(サンプリング)やDスクリプト/グローバルDスクリプトなどに使用することができます。

なおSiemens AGのTIA Portalに対応している機種については、弊社ホームページをご確認ください。
http://www.pro-face.com/trans/ja/manual/1064.html

タグとは

タグは接続機器のアドレスに割り付ける任意の名称です。接続機器メーカーによっては「変数」や「シンボル」とも呼ばれます。

タグは接続機器の設定ツールで設定する必要があります。GP-Pro EXは全角/半角合わせて255文字までのタグ名をインポートすることができます。

対応ドライバ

システム設定[接続機器設定]で以下のシリーズが選択されている場合、タグインポート機能が使用できます。最新情報は弊社ウェブサイトを参照してください。

http://www.pro-face.com/trans/ja/manual/1068.html

メーカー

シリーズ

タグデータ

Beckhoff Automation GmbH

TwinCAT ADS/AMS

TwinCAT TPYファイル(.tpy)

CoDeSys Automation Alliance

CoDeSys V3 Ethernet

CoDeSys Symbol File(.xml)

Siemens AG

SIMATIC S7 MPI直結

SIMATIC S7 イーサネット

TIA Portal Ethernet

プロジェクトファイル(.S7P)

プロジェクトファイル(.ap**)*1

三菱電機

iQ-R/F イーサネット(SLMP Client)

グローバルラベルファイル(.csv)

SAE International

J1939

ユーザデファインPGNファイル(*.csv)

*1 **はTIA Portalのバージョンです。対応しているバージョンは「GP-Pro EX 機器接続マニュアル」でご確認ください。

インポートできるデータ型

GP-Pro EXにインポートできるタグのデータ型は使用するドライバによって異なります。

詳細は「GP-Pro EX 機器接続マニュアル」の「使用可能デバイス」を参照してください。

7.8.1 設定手順 – 接続機器のタグを使用したい