16.6.1.2 2次元コードリーダ

2次元コードリーダを接続する場合の設定です。

ポート

接続するポートを[COM1]などのシリアルポート、[USB/SIO(RS232C)]、[USB]から選択します。

COM1などのシリアルポート、USB/SIO(RS232C)

COM1などのシリアルポートまたはUSB/SIO(RS232C)ポートに接続する場合に選択します。

  • ポートに[USB]を選択した場合、[通信設定]の設定項目は表示されません。

通信速度

通信速度を[2400]、[4800]、[9600]、[19200]、[38400]、[57600]、[115200]から選択します。

データ長

通信データ長を[7ビット]、[8ビット]から選択します。

パリティビット

通信パリティビットを[偶数]、[奇数]、[無]から選択します。

ストップビット

通信ストップビット長を[1ビット]、[2ビット]から選択します。

フロー制御

通信制御方式を[無]、[RTS/CTS制御]、[ER(DTR/CTS)制御]から選択します。
[ポート]で[USB/SIO(RS232C)]を選択した場合は、[無]に設定されます。

5V電源供給

5V電源供給の設定をするかどうかを設定します。
[ポート]で[USB/SIO(RS232C)]を選択した場合は、[しない]に設定されます。

読み取りモード

読み取りモードを[標準]、[デンソー]、[東研]から選択します。

[標準]モード時は、バイナリデータを扱うことができません。このモードの場合、他のメーカーの2次元コードリーダについても上記に設定した場合に読み取ることができます。

[デンソー]モードでは、バイナリデータについても扱うことができます。ただし、この場合は上記の通信フォーマットになるように2次元コードリーダ側でも設定する必要があります。

[東研]モードでは、上記の通信フォーマットになるように2次元コードリーダ側でも設定する必要があります。また、[東研]モードではバイナリデータを扱うことができません。(株)デンソーウェーブ製QRコードリーダのように桁数やBBCのチェックなどがないため、コードデータ中にCR+LFコードが入っているとその時点で、コードデータ終了と判断します。