部品やスクリプト機能などでアドレス設定する場合、表示器内部デバイスは使い分けてください。
ダイレクトアクセス方式のLSエリアとメモリリンク方式専用エリア(システムエリア)は一部を除いて互いにリンクしています。
ダイレクトアクセス方式(LSエリア)のシステムデータエリアと、メモリリンク専用エリアのシステムデータエリアは、部分的にリンクしています。対応表で詳細をご確認ください。
内容 |
ダイレクトアクセス方式 |
メモリリンク方式 |
---|---|---|
表示中画面番号 |
LS0000 |
0015(Read時) |
エラーステータス |
LS0001 |
0003 |
時計データの現在値(年) |
LS0002 |
0004(Read時) |
時計データの現在値(月) |
LS0003 |
0005(Read時) |
時計データの現在値(日) |
LS0004 |
0006(Read時) |
時計データの現在値(時分) |
LS0005 |
0007、0008(Read時) |
ステータス |
LS0006 |
0001 |
(予約) |
LS0007 |
なし |
切り替え画面番号 |
LS0008 |
0015(Write時) |
画面表示のON/OFF |
LS0009 |
0012 |
時計データの設定値(年) |
LS0010 |
0004(Write時) |
時計データの設定値(月) |
LS0011 |
0005(Write時) |
時計データの設定値(日) |
LS0012 |
0006(Write時) |
時計データの設定値(時分) |
LS0013 |
0007、0008(Write時) |
コントロール |
LS0014 |
0011 |
(予約) |
LS0015 |
なし |
ウィンドウコントロール |
LS0016 |
0016 |
ウィンドウ登録番号 |
LS0017 |
0017 |
ウィンドウ表示位置(X座標) |
LS0018 |
0018 |
ウィンドウ表示位置(Y座標) |
LS0019 |
0019 |
割り込み出力データ(タッチOFF時) |
なし |
0010 |
割り込み出力データ(タッチON時) |
なし |
0013 |
LSエリアは接続機器(PLCなど)と通信している部分もあります。例えばマイコンボードなどのホスト側から切り替え画面番号(メモリリンク方式、0015)が3に書き換えられた場合、表示器内部でリンクしているダイレクトアクセス方式のLS0008にも3が格納されますので、動作に影響がでないよう注意する必要があります。